ご相談と解決事例

実際にあったご相談と
解決事例をご紹介

例1:ひきこもり

長年ひきこもり状態のAさん宅に行政機関のスタッフが介入してきたが、状況に変化が無いまま2年が経過した。最近では行政の職員が訪問に来る事が少なくなってきた。現状を変えたいと思っている母が行政機関に相談したところ、行政機関から母に当センターに関する情報提供があった。母から当センターに相談があり、無料相談を開始する。母が定期的な相談を希望されたため、当センター専門員が継続支援に関するプランを作成して母に提示する。母から継続支援の依頼があったため有料による継続支援をスタート。

当センター専門員と母による面談を繰り返し、母のAさんに対する接し方を確認する作業をじっくりと行った。すると母の考え方やAさんに対する声掛けにAさんを追い込む様な内容がある事がわかった。そのため、Aさんに対する声掛けや見守りの方法などを母と共に検討していった。当センター専門員と母による繰り返しの面談の結果、母のAさんに対数関りが変化し、母自身も親としてのプレッシャーから解放されて楽になっていった。Aさんに対する母の対応が変化した事で、Aさんは楽になり母に自分の辛い気持ちを少しずつ打ち明ける様になっていった。母からAさんへ、今まで自分が当センター専門員と面談を重ねていた事が伝えられる。Aさんからは、「自分に対する母の態度が変わったので、どこかに相談している事は気づいていた」と話された。

当センター専門員がAさんと面談を行っても良い時期にきていると判断し、Aさん了解の基Aさんとの面談を実施し継続した。面談の中でAさんが精神的・身体的な不調を訴える事が多かったため、精神科病院への受診を提案する。Aさんは初め精神科受診を拒否していたが、当センター専門員が精神科受診を拒否するAさんの気持ちを丁寧に確認し、精神科病院に受診する事でAさんの生活にどんな変化があるのか等を伝える等を面談の中で何度も繰り返した。ある日、両親から当センターに電話があり「Aが精神科に連れて行ってくれと話しているのでお願いします」とのこと。当社と精神科病院にて受診の調整を行い、Aさんと一緒に当社専門員と精神科病院を受診した。精神科受診後も当社専門員がAさんとの面談を繰り返し行っていった。Aさんは当社の通院同行もあり定期的に通院する事ができていたため、精神症状も徐々に回復していった。Aさんから「実家から出て一人暮らしをしたい」と希望が出てきたため、障害福祉サービスによるグループホームの事・生活保護の事などを面談の際にAさんに伝えた。Aさんは興味を示される。そのため、病気の治療経過等を主治医と確認しながら、障害福祉サービスを活用するための機関である相談支援事業所を今後紹介する事でAさんから了解を得た。

例2:通院の拒否

長く精神科通院を中断しているBさん、部屋の中で大声を出す等様子に変化が見られる様になった。心配した母が、精神科病院の相談員に相談したが、相談員から「自宅に訪問する事はできないので、Bさんを病院に連れて来てくれれば診察します。状況によっては入院も検討します」と返答をもらった。母は自分の力でBさんを病院に連れてくる事はできないため、行政機関に相談したが具体的な解決には至らなかった。ある日の病院での相談で、病院相談員から母へ当センターに関する情報提供があった。母が興味を示したところ、相談員からその場で当センターに電話で相談があり母と当センターによる無料相談をスタートした。

母と当センターによる無料相談の後、当センターから母へ継続支援プランの提示を行った。母から継続支援の希望があったため、有料による継続支援をスタートした。当センターと母による面談を繰り返す中で、Bさんがひきこもる以前にラーメンの食べ歩きをしていた事を知る。Bさん了解の基、当センター専門員がBさんと電話で会話を持った。Bさんから自宅へ訪問する事の了解があったため、日時を決めて自宅を訪問する事となった。Bさんとの面談を繰り返すうちに以前母から聞いていたラーメン店の話題になったため、今度一緒に車でラーメンを食べに行ってみないかと提案する。以外にもBさんから了解を得たため、日時を決めてラーメン店に同行してBさんと一緒にラーメンを食べた。この流れを継続していくと、道中車の中でBさんが日頃から思っている事等が語られていった。

Bさんから「仕事がしたいけど、アルバイトなどは体力が持つかどうか不安」という内容が語られた。そのため、障害福祉サービス内の福祉的就労について情報提供を行ったところ、Bさんが興味を示された。そのため、福祉就労に就きたいなら現在中断している精神科病院の通院を再開すれば福祉就労に繋がる第一歩になる旨をBさんに伝える。Bさんから「病院の先生とどんな風に話せばいいかわからない。不安・・」と言葉があったため、通院を再開するならば当センターが一緒に病院に行って診察にも同席しますと伝えたところ、「ならばお願いします」と言葉があった。そのため、当センター同行にて中断していた精神科通院を再開した。後日、相談支援事業所との調整により福祉就労事業所の見学をBさんは実施した。

例3:人間関係のいざこざ

病院の治療やカウンセリングに対して不満を抱いているCさん、病院全体に対して負の感情を抱いているため治療が上手く進んでいない。Cさんは今までも病院に不満を訴えては病院に文句を言って通う病院を変更してきた。Cさん自身もそんな自分を変えたいと心の奥で感じていた。しかし思いとは裏腹に、Cさんは病院に対しての不満を訴えてしまっていた。困っていた病院の相談員から当センターに相談があったため、当センター相談員から、Cさんが希望するならばまずは無料での相談を受ける事を病院相談員に伝えた。後日Cさんから当センターに電話があり、無料の相談をスタートした。継続した支援を受けたいと希望があったため、有料の相談に移行した。

Cさんと当センター専門員による無料相談後、当センター専門員はCさんの状態は成育歴や自身の価値観から感情を深く洞察して整理していく事が必要と感じた。そのため、実績があり当センターも信頼を寄せている民間カウンセリング機関に相談を持ち掛けた。カウンセリングの機関から受け入れの了解があったため、Cさんにカウンセリング機関を紹介する。Cさんは1回カウンセリングを受けてみる事を決意されたため、導入時のみ当センター専門員がカウンセリング機関に同行した。その後は月に1回カウンセリング機関とCさんによる面接が継続されている。Cさんが通っている病院の職員からの話では、Cさんが病院に対して不満を言う場面が減っているとのこと。

例4:介護サービスのスタート

ニート状態で高齢の母と暮らしているDさん、母の認知症が進行した事により在宅での生活を継続する事が出来なくなった。そのため、母の担当ケアマネが母のグループホーム入居を提案する。Dさんは母のグループホーム入居に対して強く拒否を示し、担当ケアマネへ「母の介護は自分でやる」と希望あり。ケアマネがDさんとの話し合いを試みるもDさんは拒否。母の担当ケアマネから行政機関にDさんについて相談したが、具体的な解決には至らなかった。

母の担当ケアマネから当センターにDさんに関する相談があり、当センター専門員と母の担当ケアマネによる話し合いを繰り返した。話し合った結果、近隣に住んでいるDさん母の兄に協力を得る事とし、母の担当ケアマネからDさん母の兄へ連絡。当センター専門員とDさん母の兄による無料面談をスタート。

当センター専門員がDさんに手紙を渡し、「今のままの暮らしを継続できる方法を一緒に探したい」という思いを伝える。家族の協力により当センターの専門員とDさんが電話で話す事が出来たため、一度自宅を訪問して良いか?確認すると「自分からこちらに伺います」との返答をもらった。日程を調整し、話し合う日時を決めた。

約束の当日は、予定よりも早くDさんが当センター事務所に来られる。Dさんから話を伺うと、就労の意欲はあるが長く仕事に就いていないので自信がない事、将来自分がどうなってしまうか不安を持っている事がわかった。そのため、Dさんの不安と向き合いながら、Dさんに対して若者サポートセンターに関する情報提供を行った。Dさんが興味を示したため、当センター専門員が若者サポートステーションとの調整を行い見学にも同行した。当センター専門員とDさんが話し合いを続けるうち、Dさんから「母の世話はやっぱり自分がやりたい」と希望があった。こちらから、日中にDさんの母にデイケアを利用してもらう事を提案する。Dさんから了解があったため、デイケアを利用しても母の暮らしが保てなくなった場合は母の施設入所も検討しなければならない旨をDさんに伝える。当センターと母の担当ケアマネ間で情報交換を行い、母にデイケアを導入してケアマネ・当センター間で自宅を訪問し在宅での様子を見守る事とした。

例5:聴いてほしい

クリニックで精神疾患の診断を受けたEさん、自分の辛い気持ちを聞いて欲しいためクリニックに頻繁に電話をかけるが、充分に話を聞いてもらえていない感覚を持っている。(クリニックには相談員は存在しない)
クリニックのスタッフから当センターに相談があり、診察は継続できるがEさんが満足する程の時間的な余裕がないためEさんに定期的な面談をしてもらう事は可能か?という内容。Eさんが希望するなら継続して面談を行う事は可能である旨伝える。クリニックからの紹介でEさんより当センターに連絡があったため無料の面談を開始した。

無料相談でEさんの話を聴かせていただくと、Eさんは日々感じている体調や気持ちの不安・将来に対する不安をじっくり聴いてもらいたい事がわかった。そのため、医療的な知識がある訪問看護師に定期的に訪問してもらいEさんがじっくり話しのできる環境を作る事が必要と判断した。そのため、当センター専門員からクリニックに相談し、主治医から訪問看護を導入するための意見書を書いてもらう調整を行った。現在は週に2回Eさん宅に訪問看護ステーションの看護師が訪問している。

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