「とある社会福祉協議会より、講演の依頼を受けました」

自立サポートセンター0⇒1(ゼロイチ)

センター長 成田 智弘

先日、とある社会福祉協議会より来年度に実施予定である講演会の講師依頼がありました。

担当者からは、「人間関係やコミュニケーションなどについて話してほしい」という内容の話がありました。詳しく聞くと、「3時間の研修講演をお願いしたい」との事でした。

私は3時間という時間の長さに多少驚きました。それは、私の経験の中で3時間という長時間講演を行った事が無かったからです。(長くて1時間半くらいはやった事があったはずだけど・・・)

不安もありましたが、私はこの依頼を受ける決意をしました。

ただ、その後、3時間の研修内容をどの様な構成にしようか?と考える度に、頭の中に不安な気持ちが顔を覗かせます。

人間は、起きてもいない事を頭で創造する際、体験していない事(今回で言えば3時間という長時間の講演)をマイナスに膨らませて不安を大きくしてしまう事が多くあります。

悩んでいる人の多くも、まだ起きてもいない事を頭の中でどんどんマイナスに膨らませている状態になっています。 一人で考える思考の世界に落ちてしまうと、負の思考の堂々めぐりが繰り返されたりします。その流れを断ち切るには、他者の存在が必要になります

しかし、相手が誰でも良いという訳ではありません。悩んでいる人の気持ちを丁寧に聴いてくれる他者の存在が必要になります。

ゼロイチでは、専門員が相談者様と共に過ごす時間を通じて、相談者様が一人で悩む時間が減っていく様な介入も行っております。