<聴いてもらえる関係>

                     自立サポートセンターゼロイチ

 センター長 成田 智弘

「家に帰ってからも仕事の事を考えてしまう」そんな自分にストップをかける方法として始めた羊毛フェルトの作業。

無意識に「針をチクチク」とやり続ける事で、自然に自分が思い描いたゴールの形に近い物が出来上がる様になってきました。(※猫好きのため、全て猫)

でも最近、作る事に少しストレスを感じる様になってきた自分に気付きました。

「この気持ちはなんだろう・・・」と、少し自分に向き合ってみました。ただ、自分一人で向き合っても、その答えは出ませんでした。

翌日、職場の仲間に最近の羊毛フェルトに対する自分の気持ちを話してみたところ、仲間は丁寧に私の話を聴いてくれました。(その仲間もカウンセリングを学び、私と共に同じ会社で仕事をしています)

話をして、聴いてもらった事でわかった事は「上手に作ってやろう」という気持が強くなってきているという事でした。無意識に針をチクチクやるという作業になっていないため、自分の中で「上手く作ってやろう」が意識に上りプレッシャーになっていたのです。

自分一人では気付く事はできませんが、丁寧に聴いてくれる他者の存在があると、自分が見えてくる事があります。ゼロイチでは、一人で悩みを抱えて苦しんでいる方々の声を聴かせていただき、一緒に問題の解決策を探すお手伝いをしております。