自立サポートセンター ゼロイチ
センター長 成田 智弘
ゼロイチでは、福祉・医療の支援者を対象に個別対応の支援学習会を行っています。


本日も写真の様なスタイル(個別)での学習会が実施されました。
●場所:自立サポートセンター ゼロイチ(札幌市白石区)
●時間:1時間
●形式:個別(参加者と、ゼロイチの精神保健福祉士1名による)
※状況により羊毛フェルトのにゃんズ(ネコ)が登場します(笑)
※学習会のパンフレットは、ブログまたはインスタグラムでもご覧になれます。
世の中で行われている研修の多くは、テキストや資料・スライド等、講師が準備した内容の説明を受ける流れが主になっている印象があります。
グループワーク等が行われる場合も、多くは主催者側がテーマを決めて、それについて展開されていく事が多いと感じます。
ゼロイチの学習会では、
専門員が自作したテキストを用意してはいますが、テキストを基に進行するスタイルを取りません。
スタートはいつでも、参加者の方々から「今」話したい・言葉になるところを語っていただきます。
こちらから参加者さんへ「今、お話したい事があれば、そこから始めます・・どうぞ、お話しください」と言葉をかけます。
もちろん、言葉にならない場合には、無理に話してもらうという流れも取りません。(こういう時に、ゼロイチにゃんズが登場する事もある)
参加者の方から語られた内容や気持ちを、私が考えたスリーライン支援法(カウンセリングとソーシャルワークをベース」と照らし合わせていく体験型の学習スタイルになっています。
本日は、参加者の方から「支援観」についてお話がありました。私は、参加者の方から語られた言葉を丁寧に聴かせていただきました。
丁寧に聴かせていただく関りを繰り返す事によって、参加者自身が持っている「支援観」が整理されていきます。
後半で、私が大切にしている「支援観」についても、お話しさせていただきました。
<以下、私が持っている支援観の一部>
「見守る」とか、「静観する」「待つ」も大切な支援であると感じています。
目の前の利用者さんが選択している生き方が、こちらの経験からすると
「そんなやり方をしたら上手くいかないよ」とか、
「こういう風にやれば、もっと快適な暮らしができるのに」とか、
「あなたが望んでいる目標は、そういうやり方じゃなくて、こっちのやり方の
が早く上手くいくのに」
等と感じる事があります。
そんな時、支援者である私が利用者さんに対して「伝えたい」「伝えてみよう」と感じれば、情報として「こんなやり方をすれば○○になれる可能性はある様に感じますが、それを聞いてどう思いますか?」など言葉をかけます。(様々な角度から)
それでも、利用者さんが「いいえ、私はあなたが提案した方じゃなくて、こっちの道を選びます」と決断を下したときは、その決断を受け止めて、その方が選択した後の状況を応援して見守る事が大切と感じます。その姿勢も「相手に沿う」になります。
その方が自分で選択した方向性を見守り、その責任もしっかりとその方の人生として預ける(支援者が責任を譲り受けない)事が出来る支援も大切だと思っています。
その方が選択した方向性の結果、その方に困った状況が訪れたら、利用者の方に「お手伝いは必要ですか」と声をかけて、「お願いします」となれば、その困った状況を乗り越えられる様に寄り添い、一緒に取り組みます。
その様な支援観も持っている私ですが、学習会で私の支援観を参加者の方に押し付ける気持ちもありません。
今回も、「私の支援観の一部はこんな感じです・・・それを聞いて、何を感じましたか?」と、言葉を届けました。参加者の方が、私の支援観を取り入れるか否かも、その方次第です。
※この学習会でのやりとりを通じて、「見守る」「静観する」「待つ」を体験してもらうイメージです。
本日の参加者さんから「今まで自分の中に無かった感覚を学ぶ事が出来た」「来月も参加したいです」と、言葉をいただき、9月の学習会予約を入れていただきました。
なによりも、この様な時間がある事で、私自身の成長に繋がっています。
お互いのやりとりから学ぶ時間です。
個別学習会に興味がある方は、是非気軽にお問合せください。メール・LINE・インスタグラムからの問い合わせも可能です。